まえとあと、5年目。

望月大作
まえとあと 編集人

きょうから、まえとあとは5年目。

Profile

望月大作
同志社大学大学院修了。修士論文のテーマは「ガンダム」。さまざまな企業に勤める傍ら、十数年前にソーシャル系大学、「ツブヤ大学」を立ち上げる。Webマガジン「まえとあと」を立ち上げ、編集人となる。所持する資格は車の免許以外に、漢字能力検定2級/歴史能力検定世界史2級/知識検定1級。

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さて、5年目にはいる話

あっという間に1年が経ってしまっている気がしますが、今日からまえとあとは5年目に入ります。とにかく何としても自分でメディアを一気に立ち上げると決めて立ち上げた「まえとあと」。ちょっと最近は新しい記事をお届け出来ていないので、そこは少し申し訳ない気持ちもあるのですが、ちょうど1年前に書いた記事にリアルイベントを1回はやっていたいと書いていたので、6/11に今度開催するものも含めると、3つ企画出来ているのは、大きな前進と言えるでしょうか。

この1年で、すっごくいろんなメディアの記事をWebで読むと、特にスマホで読もうとすると、広告がドドーンと出てきたり、広告を見ないと続きにたどり着くことができなくて、そこまで読みたいと思っていた記事ではなかったので、一気に冷めるといった行動パターンが自分にも増えてしまっている気がします。

まえとあとで稼ぎまくるぞ!というマインドであれば、僕もそんな広告を志向したかもしれないけど、ここはそういう場所ではなく、ちょっといい記事だな、と思ってくれるものを置きたい場所だから、まえとあとはあり、何かちょっと気づきだったりヒントを持ち帰ってもらいたいなと思っているわけです。

ずっとやっていることのコアは変わらない

11年間やっていたツブヤ大学も、現在のまえとあとも、根底にあるものっていうのは、そんなに変わっていないと思います。

自分が面白いとか知ってほしいものを持ち帰ってもらうための場所をイベントをメインに置くか、メディアをメインに置くか、だけの違いだけで、僕のなかではそこにあまり違いはないのです。

自分も40代となり、意外と歳を取ってしまったな、と思う一方で、若い世代に何か還元できないか、と模索する日々も増え、例えば母校の大学や高校、もちろんそれ以外でもいいのですが、連携できることはないかな、なんてことを考えています。

せっかくいろんな方々と関係性を築けているので、うまく何かの最短距離につながるようなきっかけにできないかと常に考えています。

これから、どーする?

5年目に入ったまえとあとでは、引き続きリアルな場所でのトークイベントは定期的に実施できればと考えています。ずっと前に落語家の立川こしら氏に落語はリアルな場が大事だってことを聴き、実際に落語を生で見る機会をその後多く得ることで、その意味を理解し、それはLIVEにも通じるな、と感じているところなんですが、同じようなニュアンスを、自分が主宰するリアルな場所でのトークイベントにも、僕自身は持たせています。

例えばシウマイ忘年会だったり、バウムクーヘンナイトだったり、ツブヤ大学でやっていたイベントも今後復活できないかな、と考えています。

フルオープンでイベントをすることも外への拡がりを考えたときには、非常に有用で大切なことだと思うんですが、せっかくリアルな場に来てもらって話を聴いてもらうからには、来たひとが満足してもらえるものである必要があるし、フルオープンではない形を取ることによって、出演してくださる方々も、いろんなことに気兼ねせず、そこそこ本音で語ってもらえるようになるので、それがリアルな場でしかできない面白さにつながると今は信じています。

来てくれるお客さんが満足する×登壇者が楽しかったと行ってくれる = 主催者側の満足になっていくと思っていて、常にそうなるようなイベントを自分は考えています。

ある先輩が、僕の記事は隣で聴いているような感じがすると言ってくれたのですが、それをリアルに目の前で見てもらうようなモノが、自分が主宰するイベントなんだと思います。

なんだかイベント論が先行しているような感じですが、記事についても、まえとあとでしかできない組み合わせの記事や、自分が話を聴きたいと思う人へのインタビューを引き続き行っていきます。

せっかく個人でやっているメディアではあるので、ここ(まえとあと)でしかできない記事やイベントは何かということを常に考えながら、ちょっとでも何か誰かに気づきになるようなモノをこれからも届けたいと考えています。

次は5周年なので、もっとインパクトのあることはあるのか?も考えなきゃいけない気もしますが、マイペースに続けることが続けるコツではあると思うので、いろんな人の力を借りながらも、運営は僕ひとりでやっているので、やれるときに、やる!

とりあえず、まずは6/11のイベントを成功させる!

※写真はすべてここ最近食べて美味しかったものでまとめてみました(笑)

Text:Daisaku Mochizuki