まえとあと、4年目。

望月大作
まえとあと 編集人

まえとあと、ついに4年目。

Profile

望月大作
同志社大学大学院修了。修士論文のテーマは「ガンダム」。さまざまな企業に勤める傍ら、十数年前にソーシャル系大学、「ツブヤ大学」を立ち上げる。直近ではWebメディア「十中八九」の編集長を退任後、Webマガジン「まえとあと」を立ち上げ、編集人となる。所持する資格は車の免許以外に、漢字能力検定2級/歴史能力検定世界史2級/知識検定1級。

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あっという間、4年目

まったくそんな気がしないんですが、今日からまえとあとは4年目に入ります。個人で運営していることや、スケジュールや確認の問題などがあり、毎週更新は完全に達成できていないものの、3年を終え、4年目を開始することができました。

このメディアをはじめてから、今に至るまで何か変わったことは特にありません。それはスタンスという意味ですが。デザインは今年大きく変えました。しかしやるモチベーションやスタンスはずっと変えません。

きょう取材をしていたときに、PRパーソンって何をしているのか見えにくいよねって話がありました。コロナ禍の影響でまさかの出来事があってから数年が経過し、どうなるのか分からない状況から、あの当時よりも収入もあるぐらいには持ち直せたことは大きく、一体全体どんなスキームで収入を持てているのか実態が分からないと言う人でも、ひとまず「まえとあと」みたいなことはしている感は出せているんじゃないかなって思います。

まえとあと自体では大きな収益を生まないので、自社メディアの意味的なことを個人で感じることも最近は多いですが。

何よりまえとあとを3年つづけた事実があって、それは積み重なってコンテンツとなっているので、目に見えるわけで、冷静にまずまず自分にとって大きなことなんだろうと。正直自分では特にある意味で日常化しているものなので、すごさなどもツブヤ大学同様に感じておらず、でも少なからずここにあるコンテンツを見てくださる方々がいて、何かしらのタイミングで言ってもらえるのは正直嬉しいわけで。

最近はオンラインではなくオフラインで直接会う機会も増えているので、またもっとまえとあとを見ていると聞ける機会が増えたらいいな、なんてことを思っています。

ダイソレタ野望なし

特にダイソレタ野望があるわけではないんですが、もっともっと持続的にまえとあとを続けるためには、僕が持続的に仕事をしっかりとやっていくことが大事で、持続的に収入が入る仕事をどれだけこなせるかも非常に大事なことだと認識しています。

まさか自分がSDGs的な視点も取り入れるとは、みたいなところもあるんですが、そういう意味ではSDGsの重要性を身をもって実感した昨年だったようにも感じます。

フリーランスで最大限実感するのは、まったく金策で頭が埋まると余裕がなくなって、まったくクリエイティビティの欠片も消え失せてしまうんですよね、この問題は自分がフリーランスでいる限り、ずっと逃れられないものなんだろうと覚悟はしているけれど、なかなか難儀な人生の命題です。

自分の強みはなんだろう

コンテンツ的な意味ではインタビューをするのも話を聞くことが好きな自分にとっては面白いものではあるんですが、もっと対談や鼎談みたいなコンテンツをこれからはもっと仕掛けていきたいし、仕掛けていこうとなると、日程調整の難易度が爆上がりするので、そこは僕の腕の見せどころとなりますね。

こうやって文章をつらつらと書き連ねることも嫌いではないんですが、自分の強みについて改めて考えると、網の目のようにスケジュールを調整して、場を作り、それを実現させ、着地させることなんだろうなと。

ある企画があったときに、それをエソラゴトでーすとするんじゃなくて、実際に動き実現することなんだろうなと。それは結局のところ学生時代のころからそんなに変わっていない気がしていて。今更ながら、そこは自分の強みでいいんじゃないかと改めて感じました。

だからもっとまえとあとではこれまで出てくれた人たち×誰かも含めて、まえとあとでしか実現できなそうな組み合わせってやっぱりあると思うんで、そういったことをもっと実現できるようにしたいと考えています。

結局人生一度きりなんで、何かわーわー吠えるよりも、やったもん勝ちなんですよね。長考しているだけじゃ何も始まらないっていうか。動きながら修正していくってほうが今っぽいというべきか。

最後に

というわけで、基本的には毎週更新をしたい想いもあるものの、さまざまな制約と調整で流動的になることは避けられないのが歯がゆいのですが、4年目のまえとあとも、見てくれる皆さんには何かきっかけになったり、自分にはなかった視点を提供できるようなタッチポイントになれたらと思います。

リアルでやれるようなイベントも今年は1回ぐらいはできるといいな。。。

Text:Daisaku Mochizuki